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1階 中華文化堂

各階のご紹介:

文化堂は長さ60メートル、幅28メートル、高さ9.5メートル、約600坪の面積があります。この大きな建築構造は当時では珍しく、なんと中華文化堂の中央には1本の柱もありません!また整然と椅子が並べられ、勇壮な風格を漂わせています。中山樓の落成後は国民大会の専属会議場として、1800に上る席が設置されました。ここで歴代の総統が任命され、憲法の改正や国政が協議されましたが、民国94年(2005)に最後の国民大会の散会が宣言されて以降、制服を着た事務職員や挙手の人数を数える画面も歴史の一場面となりました。文化堂の舞台の周囲は「寿の字」で装飾され、両側には「以国家興亡為己任(国家の興亡を以って己の任と為す)」、「置個人死生於度外(個人の生死を度外に置く)」の16字が書かれています。蒋経国総統の記憶によると、この二行は危篤の父親が書き記し、彼に渡した遺墨であるとのことです。二行の文字からは蒋中正総統の革命運動に一生を捧げ、一生を国家に捧げるという初志、個人の生死を度外視した志がうかがえます。文化堂は重要な議事堂であり、建築家の修澤蘭は特に演壇上の講演者の需要に留意しました。演壇に立つと一目瞭然、その視野においてほぼ完全に死角はありません。また、これほど大きな空間であるため、講演時に騒音に邪魔されぬよう、凹凸による空間の変化、重厚なカーペットやカーテンを利用し、徹底的に文化堂の反響を打ち消しました。

1階 中華文化堂

平面図: