各階のご紹介：

会議庁に一歩入ると、中央の楕円形の大型テーブルに引き寄せられることでしょう。蒋中正総統時代、総統は大臣や軍人との重要な軍事会議によくここを利用されました。この会議専門の部屋の真正面のカーテンの後ろには、自動掲示システムが隠され、12層の電動自動式移動掲示板が設計されています。会議の前には、資料、図表または軍事地図をそれぞれの掲示板に貼り付け、会議の際にはこれを使用し解説や討論を行いました。会議庁は約120坪、対面にある応接庁の大きさと同じで、80から100名の貴賓客を同時に収容することが出来ました。目の前にある会議テーブルは必要に応じて位置や形を変えることも出来ました。ここには数多くの貴賓客が招待され、その中には金龍リトルリーグチームの可愛い野球選手、9回も世界記録を樹立し飛躍のカモシカと呼ばれた紀政、オリンピックの10競技で銀メダルを獲得したアジアの鉄人楊伝広……も含まれています。彼らも貴賓客としてここに招待されました。